反撃の技術(読本ログ)

格闘家弁護士が教える反撃の技術
堀 鉄平 著

第1ラウンド なぜあなたは勝てないのか?
第2ラウンド 己を知る
第3ラウンド 反撃の技術“基礎編”
第4ラウンド 反撃の技術“上級編”
第5ラウンド ミルコとノゲイラに学ぶ反撃テクニック
最終ラウンド 堀鉄平のシチュエーション別アドバイス
付録 弁護士を黙らせる禁じ手
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読んだ。
やっぱし、「技術力を高める」とか、「思考法を
勉強する」とか、スキルアップのために読む
本はその辺のジャンルが多いけど、でも一番
重要というか、「共通かつ安定したスキル」は
「しゃべり」な気がする。
ぼくはそう思うから、トーク術的な本とか、または
ファシリテーションとか、そんな本を読むことが、
最近やたら多くなってきた。
で、「それ系」と思って買った本。
「格闘家弁護士が教える、反撃の技術」
パワフルやわ。
題名からして、めっちゃパワフルな弁護士が
書いてんのかと思ったら、マジで格闘家兼弁護士
という不思議な二刀流の人が書いてる本やった。
がしかし、まぁ残念というかなんというか、よくある
オレオレ本というか、最初は結構そんな感じ。
本を出すくらいの人なんやから、しょーがいないん
かもしれんけど、何故か「著者」ってのは、やたら
自信過剰な人が多い。
そのくらい自身ある人のほうがうまくいくんかな。
基本的には、議論や口論で、負けない技術を
事例とともに教えてくれる内容。
せやのに、注釈のほとんどが、「格闘家」か、
「(格闘技の)技」という、色んな意味でかなり
面白い内容!
「反論」でいちばん犯しやすいミスが、相手の言葉を否定する。あるいは、相手をやり込めることを、いちばんの目的としてしまうことだ

なるほど。
この本にも書かれてるけど、やっぱ感情的に
なるのがは、よくないね。
メリットは少なくデメリットはかなり多い。
その他、仕事(普段の客との打ち合わせやトラブル)
で役に立ちそうな例のほか、日常で怒りそうな
トラブル事例の反撃例が数多く紹介されてる。
(「こわーい車にぶつけちゃったとき」とか、
 「ご近所さんとのトラブル」とか。)
仕事以外の、日常生活でも役に立つ1冊でした。

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