3分でわかるラテラルシンキングの基本(読本ログ)

3分でわかるラテラルシンキングの基本

-目次-
基本1、ラテラル・シンキングは、あらゆるチャンスを広げる
基本2、ロジカルでは解決できない問題を突破するラテラル・シンキング
基本3、枯れた技術をラテラル・シンキングする)
実践1、思考を邪魔するものを取り除く
実戦2、視点を変えてみる
実戦3、思考パターンを変えてみる
実戦4、前提を疑う
実戦6、前提を変化させる
実戦6、組み合わせる
実戦7、アイデアを生み出し、実践する)
道具 、ラテラル・シンキング・ツール
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読んでみた。
「3分でわかる」シリーズ、ラテラルシンキング版
「正しく考える」ロジカル・シンキングと、
「正しく発想する」ラテラル・シンキング、そして
「正しく疑う」クリティカル・シンキング
これらは三位一体の思考法として、どれも
欠かせない大事なところ、それはわかる。
ただ、先に「3分でわかるクリティカルシンキング」を
読んでしまったせいか、または、その 3分でわかる
クリティカルシンキングの内容がよかったせいか、
物足りなさというか、残念さが目立ってしまった。
例えば、例として、上り坂で停車中、前の車が
下がってきたときの対処法が記載されている。
それによると
「前の車が下がってきたとき、自分もバックするか、
 何もしないのがロジカルシンキングで、これが
 ラテラルシンキングだと、前進して衝突する直前に
 停止することにより、被害を最小限にすることが
 できる」
こんな感じで書かれてるけど、実際、何をどう考えても
前の車が下がってきたとき前進するのはオカシイやろ。
こんなんしたら過失も発生してまう。
普通に考えたら強くブレーキ踏んでクラクション鳴らす、
余裕があったらパーキングいれてサイド引くくらいやで。
 他にも、第二次世界大戦中のアメリカ空軍を例にして
「アメリカ空軍の爆撃機は、はラテラルな思考法により、
 撃墜される数が減少しました。。めでたしめでたし」
みたいな、、、
もっと他にええ例は無かったんかと。
 いやでも、実践1-1 の「簡単なテスト」とか
実践2-1の「ヒューイティクス~」あたりからの
内容はかなりおもしろい。アンカリング効果とか、、、
(ってよく考えるとそれラテラル?って思うけど)
実践2の、鳥の目 蟻の目 魚の目の話とか。
読んでて思ったけど、ラテラルシンキングは、クリティカル
シンキングと重複するところがいっぱいある気がする。
もうちょっと他のラテラルシンキングの本も読んでみたい
ところやわ。
とりあえず、この「3分でわかるシリーズ」の本、どれも
おもしろい事はおもしろいけど、ほんまに3分でわかるには
驚異的な速読術が必要と思った。
関連記事: 3分でわかるクリティカルシンキング(読本ログ)

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