考えるコンテンツ「スマーティブ」(読本ログ

考えるコンテンツ「スマーティブ」

本位田真一 / 吉岡信和 / 由利伸子 :著
第1章 電脳世界の大開拓―あふれるエネルギー、潜む危険性
・私たちを取り巻く三つの世界
・あちこちに潜む危険 ほか
第2章 スマーティブが築くダイナミックな秩序
 ―状況に応じて賢く判断
・スマーティブの機能
・スマーティブの気配り・心配り ほか
第3章 スマーティブが切り拓く新しいサービス
 ―お客さまが本当に神様になれる日
・楽しみながら学習をレベルアップ
・専門家の協力で患者第一を守り抜く ほか
第4章 スマーティブ技術―日本発のコンテンツ流通技術
・スマーティブ誕生の背景
・エージェント技術からスマーティブ技術へ ほか
第5章 スマーティブが起こすユビキタス革命
 ―スマーティブが身体をもつ日
・スマーティブの成長と進化
・スマーティブの創造性 ほか
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読んでみた。
WEB系の話題やらプログラミングの技術書やら、そんな棚に
あったから、そんあ話題の話かと思ったら、まぁ完全に違う
わけでもないけど、微妙に違った。
内容はほぼほぼ、「電脳」これ1本。
そもそもスマーティブとは
スマーティブプロジェクトは、「自由でかつ安全なコンテンツの活用と流通 の実現」を目指し、国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 本位田 研究室が中心にパートナー企業・大学と推し進めているプロジェクトです。
このプロジェクトは、平成14年度から5年間プロジェクトで行った 総務省の戦略的情報通信研究開発推進制度における研究主体育成型 研究開発の「自由でかつ安全なコンテンツ流通を実現するためのエージェ ントフレームワーク の研究開発」の成果を元にしています。
-スマーティブプロジェクト公式HPより抜粋-
だそうです。
なんか難しいけど、本からすると「電脳世界の住人」なんですかね。
インターネットもパソコンも携帯も普及した今日、電脳世界のなかに
現実世界のもんが、たくさんありますね。銀行とか、行政機関とか、
学校とかショッピングモールとか、スーパーとか。
でも、電脳世界にアクセスする人間はいても、電脳世界に住む
「住人」がおらん、それこそが、「エージェント」であって、その
「エージェント」と「電脳世界内のコンテンツ」を合体したものが
「スマーティブ」なんかな(個人的理解)
電脳世界のエージェントというと、某映画の「エージェントスミス」
さんとか思い出しちゃうけど、まさにそれぽい(個人的妄想)
たとえば、
「自分の家族の写真をネットアルバムにupする。
 その写真は別に見られてもいいけど、悪用されたりしたら、
 イヤやから、コピーとか保存はできへんようにしたい」
そんな時、そのコンテンツ(写真)保護をエージェントにお願いする。
エージェントはその写真と一緒にネット上にいて、誰かが写真を
保存しようとしたら、それを防いでくれる。
たとえば、
「ぼくが作曲家で自作の音楽をネット配信する。曲のダウンロードは
 ひとり1回まで。再生は無制限、コピー、再配布禁止にしたい」
たとえばそんな時、エージェント君はぼくのコンテンツ(曲)を、監視し、
誰かが曲をダウンロードするときは、自分自身をコピーして一緒に
配信される。コピーされたエージェントも同じポリシーを持ってるので、
たとえばクライアントがコピーや再配布しようとしたら、それを制御する。
 電脳世界のエージェント、考えるコンテンツ「スマーティブ」、
なんか便利そうやけど、ちょっと怖いな。
細かく説明するともっともっと便利で素晴らしいもんやけど、だいぶ
長くなってきたので、ここまで
スマーティブプロジェクト公式HP

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