人を動かす(読本ログ

ITエンジニアのための
人を動かす
9の基礎力と27のエクササイズ

第1章 総論「人を動かす仕事術」を身につけよう
第2章 「人を動かす」基本を学ぶ
第3章 9の基礎力(1)ほめる
第4章 9の基礎力(2)しかる
第5章 9の基礎力(3)ミッションを認識させる
第6章 9の基礎力(4)インセンティブを提示する
第7章 9の基礎力(5)コミットさせる
第8章 9の基礎力(6)強く期待する
第9章 9の基礎力(7)目標を明確に設定する
第10章 9の基礎力(8)識者としてアドバイスする
第11章 9の基礎力(9)心理的貸しを作る
第12章 応用編 実務で使える9のアプローチ

 読んでみた。
まず、そもそもこのスキルは多くの社会人に
ものすご重要なスキル(って個人的には思う。)。
 まぁfxだとか、そんな感じの
「人と関わる事が無いお仕事」の人は少なくって、、
たいていお客さんや上司や後輩とか、どないか
人と関わってお仕事してる人が多い。
そんな中では役に立つ可能性が非常に高いスキル
 本書は、特にそのスキルが大きく必要とされる、
「SEの仕事」での数多くの事例を紹介しながら、
人を動かすノウハウを習得していく狙い(、と脳内予想)
 読んで最初に思ったのは「何このオレオレ本」みたいな。
数ページで、「筆者は」みたいな言葉は鬼のように連発
される。そういえば、紹介されるほとんどの事例も筆者の
体験談。
つまり本書を読むに当たって「一個人の体験談による考察」
ということを念頭に置きながら読んでみた。
 それにしても、本書から得られる事は多数あった。
高圧的に働きかけても、人は動かない
これ重要すよね。
よくいる一般的な会社の50代くらいのエラい上司が、これを
理解してないと、部下としては、ものっすごツライところ。
 人が行動する理由(動機)として
・ほめられて気持ちいいから
・面白いから
・好きだから
つまりメリットがあるんですね。
人が行動しない理由としては
・自分の仕事ではないから
・腹がたつから
・面倒だから
・何のメリットもないから
・疲れたから
があるようです。
それらを踏まえた上で、ほなどないしたら人を動かす
ことができるのか、ってことを、多数の事例とともに
紹介している本です。
本のタイトル通り、特にITエンジニアな方は、実際の
現場で近いシチュエーションがありそうで、かなり役に
たつ知識が得られるんではないかと思いました。

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