部下を動かす教え方(読本ログ

いつも仕事に追われている上司のための
部下を動かす教え方

第1章 「教える」ことで、あなたも組織も成長できる
・あなたが教えなければ、会社の成長はありえない
・「自分でやるほうが早い」は大間違い 他...
第2章 部下を「一人前」に育てる教え方の基本
・一度に教えるポイントは3つまで
・大事なポイントは、くどいくらい繰り返して伝える 他...
第3章 部下の「自信」と「やる気」に火をつける教え方
・あなたの部下は「行動派」?「理論派」?
・教わることのメリットを明確に話す 他...
第4章 どんな部下にも効果がある「タイプ別」の教え方
・まったくの初心者
・教え方に文句をつける部下 他...
第5章 「多くの部下」を一気にレベルアップさせる教え方
・教えの出来は準備で8割決まる!
・教わる側には予習をさせる 他...
そん評価指数:☆☆☆☆★(4)
 いや~、ええ本やった。
実際ぼくは別に今は上司ちゃうけど読んでしまった。
いわゆる「コーチング本」
 本の中では有名な方の書籍等を抜粋している部分が
ちょくちょく見られる。これこそが第5章で説明されている
「○○先生いわく」という話法で
他人の権威を利用すれば説得力のある教え方ができる
ということかもしらんけど
その中で、ある意味 気になったのは、
転職市場にいい人材がいるわけがない。そもそも、優秀な人は会社が転職させないし、もし辞めるなら、とっくに次の勤め先が決まっているはずた
・・・。
まず、そんな固定概念とか普通にアカンでしょ。もうちょっと
クリティカルに考えないと。
ぼくの尊敬する上司も転職組。転職市場にもすさまじい
人材がいることは間違いない。
 ・・・というようなツッコミどころが時々あるものの、逆に
この本のスバラシイところは、まず「教える」という事の
重要性を説き、それから「教える」事の、様々な教える側、
教えられる側の具体例が書かれているところ。
机上論ではなく生の現場に即した感じがわかりやすい。
ぼくがほんまに世の中の会社の全ての「上司」と呼ばれる人に
読んでいただきたい部分は
上司の仕事は叱ることではなく、部下を正しい方向に導くこと
決して感情的にならず、適切なアドバイスを・・・
という部分(まぁ他にも多数あるけど)。
 ぼくは転職暦は1回やけど出向社員ということもあって、
たくさんの「上司」と呼ばれる人を見てきたけど、やっぱり
肩書きからか「自分は偉い」という意識を持って感情のままに
部下を怒鳴りちらす上司は多い。
ぼく自身も短気やから、人事ではない。
 などなど、現在、会社で「上司」として頑張ってる人も
今は上司ではないけど、そのうち「上司」と呼ばれるように
なる人も(って、会社勤めの人はほぼそうやと思うけど)、
読んで色々と得るものが多いと思う1冊でした。

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