世界一受けたいお金の授業(読本ログ

世界一受けたいお金の授業
(一生お金に困らない「稼ぐ、使う、貯める」技術)

1限目 お金持ちのお金の考え方・貧乏人のお金の考え方-「ここ」に注目するだけでいい!
2限目 会計を学ぶ前に、家計を学ぼう-「思考回路」を「お金持ち」に近づける
3限目 会社の数字を読める人・読めない人-10分でお金の流れのメカニズムをつかむ
4限目 新聞から、10分で世の中の動きをつかめる-どの情報なら信じられるのか?
5限目 ランチタイム10分の会話で「人」を見抜く!-できる人・伸びる人・選ばれる人
6限目 オーダー待ち10分で、「お店の儲け」を見抜く-情報を正確に「見抜き」「分析」する方法
そん評価指数:☆☆☆☆★(4)
 ものすごーく、やさしーく、お金の勉強をできる本やった。
本なのかでは4人の生徒が登場し、会話形式も織り交ぜて授業が進む。
メインは「ブロックパズル」と呼ばれる図で、家計から会社の会計から、
国家財政までをわかりやすく説明されている。
 家計の部分は、特に「給料前は財布が寒くて節約生活」とか
「ついカードで買い物してしまって、返済に追われる人生」とか、
「何故か貯金が貯まらない」とか、そんな方には是非読んで頂きたい。
ここを読めば、自分の収支をブロックパズルに落とし込んで、何の
バランスが悪いのか解析することができるようになる多分
 国家財政の話が面白かったので紹介してみる。かなりざっくりとした
数字ですが、まず日本のGDPが500兆円。そこから国民の消費量の
450兆円を引いた50兆円が税収(収入)。で、一般会計歳出(支出)が、
85兆円、日本の国債(借金)は800兆円~1000兆円と言われており、
それが35兆円ずつ増えていく・・・ って 終わっとるなこの国。
この話の数字がデカすぎて、よくわからない生徒のために、単位を
グンと下げてわかりやすく説明されている部分を抜粋
お父さんの給料が月50万円なのに、毎月85万円を使い、
35万円を借金し続けるような感じです。
しかも借金はすでに年収の20倍近くあるから、
1億2000万円の借金があって、毎年それが
420万円ずつ増えていく。そんな感じでしょうか
(・・・その説明を聞いた生徒の発言がツボで面白かった)
 そんな状況下やっちゅーのに、支持率upとか選挙対策とかで、
やれ高速料金値下げや、やれ定額給付金や、ほんまに完全に
今の政治家は気が狂とるとしか言いようがない。
 文字数がの少なさや、内容のやさしさと面白さで、サクッと読める本で
ありながら、かなり勉強になる1冊でした。もっとお金の勉強してから、
もう1度読んだら、さらにこの本のスゴさを実感できる気がする(なんとなく)

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